三日月丸のあいうえお歌☆4693

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です。
4693
★ほしえくれうそのいろは
 ねこせんふみとつてから
 たひへなやますおもにわけ
 あさきゆめよむちりぬるを

☆星刳れ嘘のいろは
 猫全部看取ってから
 旅へ悩ます重荷分け
 浅き夢読むちりぬるを

三日月丸のあいうえお歌☆4692

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です。
4692
★よふんなさち
 のそけるせろて
 まをあやめ
 えほうわにぬり
 おしむひねもす
 かこへたとれは
 ゆきつくみらい

☆余分な幸
 覗ける零で
 魔を殺め
 恵方輪に塗り
 惜しむ終日
 過去へ辿れば
 行き着く未来

三日月丸のあいうえお歌☆4691

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です。
4691
★ふりかえる
 あめはちいさき
 やみにおわれ
 ろうそくゆらし
 とこよへたむけ
 ほねをぬすんて
 せつなもまのひ

☆振り返る
 雨は小さき
 闇に追われ
 蝋燭揺らし
 常夜へ手向け
 骨を盗んで
 刹那も間延び

三日月丸のあいうえお歌☆4690

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です。
4690
★ちへそめて
 とさせぬふゆを
 やむなくおえ
 みにはひこらす
 よいんねりあけ
 かたわれつきも
 のほるまうしろ

☆地へ染めて
 閉ざせぬ冬を
 已む無く終え
 身に蔓延らす
 余韻練り上げ
 片割れ月も
 上る真後ろ

三日月丸のあいうえお歌☆4689

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です。
4689
★あきらめぬなそをとえは
 にしむまわりのふうけい
 やみへねころひおほれさせ
 よるもゆかんてたちつくす

☆諦めぬ謎を問えば
 滲む周りの風景
 闇へ寝転び溺れさせ
 夜も歪んで立ち尽くす

三日月丸のあいうえお歌☆4688

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です。
4688
★たとえはむて
 ほろふみやこも
 めすそせい
 へんけのつきを
 まあるくひねり
 よからぬうわさ
 ちにゆれなおし

☆例えば無で
 滅ぶ都も
 召す蘇生
 変化の月を
 まあるく捻り
 良からぬ噂
 地に揺れ直し

三日月丸のあいうえお歌☆4687

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です。
4687
★さらわれて
 もかけはつきへ
 およくゆめ
 ふえのねやひろ
 しほりたすうみ
 まることちをぬい
 なそにあむせん

☆拐われて
 藻掻けば月へ
 泳ぐ夢
 笛の音八尋
 絞り出す海
 丸毎地を縫い
 謎に編む線