三日月丸のあいうえお歌☆6968

☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です
6968
★やむをえぬそちへさきまね
 ふもんかくしほすひたる
 こよみとおりにけられて
 はなのうつろいゆめあわせ

☆止むを得ぬ措置舳先真似
 不問隠しホスピタル
 暦通り逃げられて
 花の移ろい夢合わせ

三日月丸のあいうえお歌☆6967

☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です
6967
★おほろよの
 ゆめそこみさせて
 うりふたつ
 ねむけまちきえ
 にしやをひかく
 あんもないとへ
 わすられぬはる

☆朧夜の
 夢底見させて
 瓜二つ
 眠気待ち消え
 二者を比較
 アンモナイト
 忘られぬ春

三日月丸のあいうえお歌☆6966

☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です
6966
★みすえるはてにかねあい
 むせまりおほろもんへなそ
 ひけめをさとられぬやわ
 しよくふつたちのこきゆう

☆見据える果てに兼ね合い
 無迫り朧門へ謎
 引け目を悟られぬ夜話
 植物達の呼吸

三日月丸のあいうえお歌☆6965

☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です
6965
★さきゆうわたれぬ
 つかるしやみせん
 ほねいろちりはめ
 おふらあとをむく
 よひすてのなそ
 えまへもこにけ

砂丘渡れぬ
 津軽三味線
 骨色散りばめ
 オブラートを剥く
 呼び捨ての謎
 絵馬へ模糊逃げ

三日月丸のあいうえお歌☆6964

☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です
6964
★やみへきく
 いまなるしほう
 すてにかこ
 たとりつけぬちえ
 むねのおもさを
 ゆひふれあわせ
 よそらはめろん

☆闇へ聴く
 今鳴る時報
 既に過去
 辿り着けぬ知恵
 胸の重さを
 指触れ合わせ
 夜空はメロン

三日月丸のあいうえお歌☆6963

☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です
6963
★やふんいわさるむゆうまね
 こしへつなけてあそはれ
 えひろおくにほのめかす
 みとらせぬきよりをたもち

☆夜分言わざる夢遊真似
 腰へ繋げて遊ばれ
 エピローグに仄めかす
 看取らせぬ距離を保ち

三日月丸のあいうえお歌☆6962

☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です
6962
★ゆるみへぬい
 とろけたはねに
 えほうのせ
 むすんてひらく
 そちよふおもさ
 きめこまやかな
 あわれをりつし

☆弛みへ縫い
 蕩けた羽根に
 恵方乗せ
 結んで開く
 帥呼ぶ重さ
 きめ細やかな
 憐れを律し