三日月丸のあいうえお歌☆6506

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定詩、不思議な現代版いろは歌です。
6506
★おもしろき
 ちなみにたいの
 えとはねこ
 くひをぬめらせ
 むまてわりさん
 ほつれるよすかへ
 あそふゆうやけ

☆面白き
 因みにタイの
 干支は猫
 首を滑らせ
 無まで割り算
 解れる縁へ
 遊ぶ夕焼け

三日月丸のあいうえお歌☆6505

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定詩、不思議な現代版いろは歌です。
6505
★やおひめのさすらうあとか
 こいにふれぬほそみちを
 よねんなくせへゆわえて
 しろたまつはきけむるもり

☆八百姫の流離う跡か
 恋に触れぬ細道を
 余念なく背へ結わえて
 白玉椿煙る森

三日月丸のあいうえお歌☆6504

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定詩、不思議な現代版いろは歌です。
6504
★むちほとけ
 もらさぬあめふり
 やみにそえ
 かきおろしては
 わすれるうたを
 こゆひへまねく
 せつなのよいん

☆無知解け
 洩らさぬ雨降り
 闇に添え
 書き下ろしては
 忘れる歌を
 小指へ招く
 刹那の余韻

三日月丸のあいうえお歌☆6503

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定詩、不思議な現代版いろは歌です。
6503
★ねんしれはとけるなそも
 ちをおわせあめへかえす
 ほころひのやふみつむいて
 きらさぬようにまゆたくり

☆念じれば解ける謎も
 地を負わせ天へ返す
 綻びの矢文紡いで
 切らさぬように繭手繰り

三日月丸のあいうえお歌☆6502

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定詩、不思議な現代版いろは歌です。
6502
★むちせめす
 はにわとならへ
 やみをぬれ
 あまたそひえる
 おもいてかさね
 ほころふつきの
 しゆうりよくけん

☆無知責めず
 埴輪と並べ
 闇を塗れ
 数多聳える
 思いで重ね
 綻ぶ月の
 重力圏

三日月丸のあいうえお歌☆6501

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定詩、不思議な現代版いろは歌です。
6501
★ひきさんしたらまいなすの
 あやふむちえをうけとる
 それてもゆめよほころへは
 つねにおわりみぬくかせ

☆引き算したらマイナスの
 危ぶむ知恵を受け取る
 それでも夢夜綻べば
 常に終わり見抜く風

三日月丸のあいうえお歌☆6500

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定詩、不思議な現代版いろは歌です。
6500
★よりわける
 くほんおれやむ
 せをならへ
 としのみそか
 ふつうにさたてえ
 あすはねころひ
 ゆめまちいぬき

☆選り分ける
 九品折れ病む
 背を並べ
 年の晦日
 普通にサタデー
 明日は寝転び
 夢街射抜き