三日月丸のあいうえお歌☆5946

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
5946
★みくひれぬ
 わるちえらいせて
 ゆめをたき
 あとのまつりへ
 ほころふおんそ
 なさけむように
 もやすしかはね

☆見括れぬ
 悪知恵来世で
 夢を抱き
 後の祭へ
 綻ぶ音素
 情け無用に
 燃やす屍

三日月丸のあいうえお歌☆5945

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
5945
★なもしらぬかみをたむけ
 ねてはふやすめへそわせ
 きれいことのようにまつる
 さんくちゆありほろひおえ

☆名も知らぬ神を手向け
 寝ては増やす目へ沿わせ
 綺麗事のように祀る
 サンクチュアリ滅び終え

三日月丸のあいうえお歌☆5944

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
5944
★ほろふゆめの
 あうんひときわ
 もりへみち
 しすまらぬおに
 ねむれはやせる
 たてよこさそい
 かけえをつなく

☆滅ぶ夢の
 阿吽一際
 森へ満ち
 鎮まらぬ鬼
 眠れば痩せる
 縦横誘い
 影絵を繋ぐ

三日月丸のあいうえお歌☆5943

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
5943
★そめたえんにつふやいて
 しからみなきまちへあゆむ
 よはねこせをとおりぬけ
 わすれさるものひほうろく

☆染めた縁に呟いて
 しがらみ無き街へ歩む
 夜は猫背を通り抜け
 忘れ去るもの備忘録

三日月丸のあいうえお歌☆5942

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
5942
★おりはらんてみつくころけ
 そとへわれるむちをのせ
 ほひようにきさめぬあす
 かなしいたねやまゆもふえ

☆オリパランデミック転げ
 外へ割れる無知を乗せ
 墓標に刻めぬ明日
 悲しい種や繭も増え

三日月丸のあいうえお歌☆5941

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
5941
★からみあう
 さひたこりんの
 わをはすし
 やみねそろえて
 るつほへなけくよ
 まもれぬいちに
 とおきゆめふせ

☆絡み合う
 錆びた五輪の
 輪を外し
 病む音揃えて
 坩堝へ嘆く夜
 守れぬ位置に
 遠き夢伏せ

三日月丸のあいうえお歌☆5940

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
5940
★ねほけまつわるはれんち
 よろこへぬひゆをのそみ
 あとさきやためらいもなく
 おうむかえしにすてせりふ

☆寝惚け纏わる破廉恥
 喜べぬ比喩を望み
 後先や躊躇いも無く
 鸚鵡返しに捨て台詞