三日月丸のあいうえお歌☆4573

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4573
★かみのねつよりやけおち
 たえまなくろうとをこほれ
 あめへふるもしひらいて
 ぬすむさんそはせにゆわき

☆神の熱より焼け落ち
 絶え間無く漏斗を零れ
 雨へ降る文字開いて
 盗む酸素は背に結わき

三日月丸のあいうえお歌☆4572

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4572
★ちすをやき
 ほねさひついて
 ゆめのおわり
 えそらことよせ
 あふれるろまん
 かみたしぬけに
 くもへうむはな

☆地図を焼き
 骨錆び付いて
 夢の終わり
 絵空事寄せ
 溢れる浪曼
 神出し抜けに
 雲へ産む花

三日月丸のあいうえお歌☆4571

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4571
★めまいのきよりとおくへ
 こもるすかたはうつしみに
 そろわぬちをなやむゆえ
 ふさけてほんねあひせられ

☆目眩の距離遠くへ
 籠る姿は現し身に
 揃わぬ地を悩む故
 巫山戯て本音浴びせられ

三日月丸のあいうえお歌☆4570

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4570
★むねはたけ
 ふゆへあそひ
 りくちをぬらせ
 につめるしわさ
 よかれとおもい
 やえのうすまき
 みなほころんて

☆胸開け
 冬へ遊び
 陸地を濡らせ
 煮詰める仕業
 良かれと思い
 八重の渦巻
 皆綻んで

三日月丸のあいうえお歌☆4569

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4569
★ほしそたちふへゆるやき
 ませあわすいろもみこんて
 かえれぬむらはとくをひめ
 よのつねおさなりにうけ

☆星育ち負へ緩やぎ
 混ぜ合わす色揉み込んで
 帰れぬ村は毒を秘め
 世の常おざなりに受け
 

三日月丸のあいうえお歌☆4568

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4568
★ひいふうと
 こよみかそえて
 ゆるむほね
 まわせぬあきを
 つけたすへんろ
 なにやらおさめし
 はれのちくもり

☆ひいふうと
 暦数えて
 緩む骨
 回せぬ秋を
 付け足す遍路
 何やら納めし
 晴れのち曇り

 

三日月丸のあいうえお歌☆4567

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4567
★へんろのくすりゆう
 おもいてひそやかに
 つみわたれぬむねさえ
 ほこらをあけはなち
 まとめよせるふしき

☆遍路の九頭龍
 思い出密やかに
 罪渡れぬ胸さえ
 祠を開け放ち
 纏め寄せる不思議