三日月丸のあいうえお歌☆4470

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4470
★からつほのていりゆうしよ
 そろえたきぬもやみへふれ
 ねくせなおすあめをまち
 とわにはこひさるむけん

☆空っぽの停留所
 揃えた絹も闇へ触れ
 寝癖直す雨を待ち
 永久に運び去る無限

三日月丸のあいうえお歌☆4469

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4469
★ほやくうそをあつめぬけ
 ねしろのこえもむなさわき
 はいてるへひふんたまよ
 かせにとおりみちゆすられ

☆ぼやく嘘を集め抜け
 根城の声も胸騒ぎ
 這出る蛇踏んだ真夜
 風に通り道譲られ

三日月丸のあいうえお歌☆4468

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4468
★ねつはあひ
 もくせいむしろ
 やえにそめ
 たふんさからわぬ
 まゆよちをのへ
 すけてこほれる
 とおきうみなり

☆熱波浴び
 木星寧ろ
 八重に染め
 多分逆らわぬ
 繭予知を述べ
 透けて零れる
 遠き海鳴り

三日月丸のあいうえお歌☆4467

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4467
★ほくとゆれ
 けしさるむねに
 かよわせて
 おめつちそろえ
 やはたのおもいを
 ぬまへひきこみ
 ならすふうりん

☆北斗揺れ
 消し去る胸に
 通わせて
 天地揃え
 八幡の想いを
 沼へ引き込み
 鳴らす風鈴

三日月丸のあいうえお歌☆4466

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4466
★うそまねよりひらめけは
 おほえたくせあやをなす
 とわへもちこむぬかるみの
 ゆいしきろんにつふされて

☆嘘真似より閃けば
 覚えた癖綾を成す
 永久へ持ち込む泥濘の
 唯識論に潰されて

三日月丸のあいうえお歌☆4465

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4465
★ちへきまん
 ゆめぬるふみを
 そこなわれ
 おいさらはえ
 ひねつにほとけ
 せろたすむりよう
 あやかしのくも

☆地へ欺瞞
 夢塗る文を
 損なわれ
 老いさらばえて
 微熱に解け
 零足す無量
 あやかしの雲

三日月丸のあいうえお歌☆4464

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4464
★あやふむちへいのとなり
 こわせぬほねくみにうもれ
 かえるたひをけさよめは
 ゆらすてんまつおそろしき

☆危ぶむ地平の隣
 壊せぬ骨組みに埋もれ
 帰る旅を今朝咏めば
 揺らす顛末恐ろしき