三日月丸のあいうえお歌☆4350

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4350
★はてをよむ
 おそれつたえす
 ふまぬさせん
 ほちにねころひ
 ゆうやみなかめ
 いわくらのある
 けしきへもとり

☆果てを読む
 畏れ伝えず
 踏まぬ鎖線
 墓地に寝転び
 夕闇眺め
 磐座の在る
 景色へ戻り

三日月丸のあいうえお歌☆4349

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4349
★なそかけへたねあゆみより
 こわすくふんもやむをえぬ
 きれめひろまるおうとつ
 さいはてのほしにちらせ

☆謎掛けへ種歩み寄り
 壊す区分も止むを得ぬ
 切れ目広まる凹凸
 最果ての星に散らせ

三日月丸のあいうえお歌☆4348

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4348
★さたまるひろうおゆわりに
 ことあけてほやくせいち
 つはめのみえぬしよかへ
 ねむきれもんをふらすなそ 

☆定まる疲労お湯割りに
 言挙げてぼやく聖地
 燕の見えぬ初夏へ
 眠き檸檬を降らす謎

三日月丸のあいうえお歌☆4347

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4347
★おんそをきめ
 さわらせぬゆえ
 もりにすけ
 やまたいこくへ
 つなかるみちは
 ほふねとむれて
 よひあうのろし

☆音素を決め
 触らせぬ故
 森に透け
 邪馬台国
 繋がる道は
 帆船と群れて
 呼び合う狼煙

三日月丸のあいうえお歌☆4346

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4346
★からめとり
 さゆうおほえて
 せんやあそへ
 のすたるしいを
 みきにまわれは
 なつよひこむち
 くろふねもぬけ

☆絡め取り
 左右覚えて
 千夜遊べ
 ノスタルジーを
 右に回れば
 夏呼び込む地
 黒船も抜け

三日月丸のあいうえお歌☆4345

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4345
★つきよはれうかへるふね
 そたちゆくみんわさえも
 やらすのあめにほころひて
 けせぬなまりをいとおしむ

☆月夜晴れ浮かべる舟
 育ちゆく民話さえも
 遣らずの雨に綻びて
 消せぬ訛りを愛しむ

三日月丸のあいうえお歌☆4344

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4344
★おもむろにえほうわすれ
 よあけのつるかめをひくち
 しらぬことたまてゆさふり
 いみなきやそせへねはん

☆徐に恵方忘れ
 夜明けの鶴亀を曳く地
 知らぬ言霊で揺さぶり
 意味無き耶蘇背へ涅槃