三日月丸のあいうえお歌☆4280

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4280
★いろはにおほれるひとりゆえ
 むをのそきくうへぬけ
 やわらかなあさもちこみ
 ねんふつよせてたましすめ

☆いろはに溺れる一人故
 無を覗き空へ抜け
 柔らかな朝持ち込み
 念仏寄せて魂鎮め

三日月丸のあいうえお歌☆4279

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4279
★ひねくれたいみのわ
 やそへおよはぬふを
 せろになるゆうきもち
 りんとしてかまえす
 つめこむあさほらけ

☆捻くれた意味の輪
 耶蘇へ及ばぬ負を
 零になる勇気持ち
 凛として構えず
 詰め込む朝ぼらけ

三日月丸のあいうえお歌☆4278

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4278
★なそぬいて
 おもしろきやわ
 まちくほみ
 へひむれるあせを
 さらけたすはね
 とりよふこえに
 かんつうのゆめ

☆謎脱いで
 面白き夜話
 街窪み
 蛇群れる畦を
 曝け出す羽根
 鳥呼ぶ声に
 貫通の夢

三日月丸のあいうえお歌☆4277

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4277
★まくらもしをあむ
 ひゆのこえやとり
 はなさきみたれる
 ぬいめへおろすね
 そふほにわけて
 ちよつかんうせ

☆枕文字を編む
 比喩の声宿り
 花咲き乱れる
 縫い目へ降ろす根
 祖父母に分けて
 直感失せ

三日月丸のあいうえお歌☆4276

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4276
あめふらしのくもひにとけ
 つきせんりぬまへたわみ
 おねはてゆるむちをそろえ
 さいほうよすこやかなれ
 
☆雨降らしの雲日に溶け
 月千里沼へ撓み
 尾根果て緩む地を揃え
 細胞よ健やかなれ

三日月丸のあいうえお歌☆4275

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4275
★おほろよを
 せつなてわたる
 とりふねの
 えかけぬゆめもし
 そこいらにむれ
 さきあうみやひ
 はへんまくちす
 
☆朧夜を
 刹那で渡る
 鳥船の
 描けぬ夢文字
 そこいらに群れ
 咲き合う雅
 破片撒く地図

三日月丸のあいうえお歌☆4274

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4274
★いみをそき
 ねはんにまとめ
 ほろふなら
 おちつくたひの
 かこよもわすれて
 むへさしえぬり
 あせるゆうやけ
 
☆意味を削ぎ
 涅槃に纏め
 滅ぶなら
 落ち着く旅の
 過去世も忘れて
 無へ挿絵塗り
 褪せる夕焼け