三日月丸のあいうえお歌☆6108

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
6108
★ものいうむくろ
 たしやれひねるえ
 ふゆそらへこほす
 ぬけあなさかせは
 てんちにつきよみ
 おわりをまとめ

☆物言う骸
 駄洒落捻る絵
 冬空へ溢す
 抜け穴探せば
 天地に月読
 終わりを纏め

三日月丸のあいうえお歌☆6107

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
6107
★つむはなへ
 こたえぬふあん
 まやかしも
 せほねをとおる
 みちにさそわれ
 ゆめのりよういき
 ひろけてくらす

☆摘む花へ
 答えぬ不安
 瞞しも
 背骨を通る
 道に誘われ
 夢の領域
 広げて暮らす

三日月丸のあいうえお歌☆6106

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
6106
★ふゆにまよけをぬりおえ
 やとへねころひみあわせる
 はいさらほんちうめつくす
 むなしきものたそかれて

☆冬に魔除けを塗り終え
 宿へ寝転び見合わせる
 灰皿盆地埋め尽くす
 虚しきもの黄昏れて

三日月丸のあいうえお歌☆6105

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
6105
★またらかみ
 つのはやすねを
 さくりあて
 ほろひうそふき
 ぬいこむしゆもん
 えなへよせちる
 わけめへおとれ

摩多羅神
 角生やす根を
 探り当て
 滅び嘯き
 縫い込む呪文
 胞衣へ寄せ散る
 分け目へ踊れ

三日月丸のあいうえお歌☆6104

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
6104
★ほころへぬゆめもひきよせ
 さんいやとりねはるくちえ
 またらかみうしにのつて
 あそふむれをわけなおす

☆綻べぬ夢も引き寄せ
 三畏宿り粘る口絵
 摩多羅神牛に乗って
 遊ぶ群を分け直す

三日月丸のあいうえお歌☆6103

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
6103
★ゆめみせぬ
 やしろへひそむ
 ふけんなら
 あたりはすれに
 おもいかさねて
 くのこつちようを
 わきまえるほと

☆夢見せぬ
 社へ潜む
 普賢なら
 当たり外れに
 思い重ねて
 愚の骨頂を
 辨える程

三日月丸のあいうえお歌☆6102

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です。
6102
★おしやれにちるそらのなを
 ことたまねりあわせえかき
 ふゆもようてみつくろい
 さんほはぬけめへむすひ

☆お洒落に散る空の名を
 言霊練り合わせ描き
 冬模様で見繕い
 散歩は抜け目へ結び