三日月丸のあいうえお歌☆

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4294
★といにこたえぬなそのわ
 あさをひろけおしへふやす
 まうらよむきせつはちり
 ねてみるゆめもかくれんほ 

☆問に答えぬ謎の輪
 朝を広げ雄蕊増やす
 真裏読む季節は散り
 寝て見る夢も隠れんぼ

三日月丸のあいうえお歌☆4293

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4293
★よこれんほのむきをまねて
 すなとけいひつくりかえし
 おわらせぬゆめにもみた
 ちはやふるあさへそろう

☆横恋慕の向きを真似て
 砂時計ひっくり返し
 終わらせぬ夢にも見た
 千早振る朝へ揃う

三日月丸のあいうえお歌☆4292

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4292
★よろいなきおもちや
 あそふほとにこわれ
 はるのしせんてぬけ
 たまゆらめかねさえ
 ひみすをうむへりくつ

☆鎧無き玩具
 遊ぶ程に壊れ
 春の視線で抜け
 玉響眼鏡さえ
 火水を生む屁理屈

三日月丸のあいうえお歌☆4291

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4291
★あやふめぬほとけこわれ
 おさきまつくらいみもなし
 ちのはてにへひをそろえ
 ねすかたゆるむりようせん

☆危ぶめぬ佛壊れ
 お先真っ暗意味も無し
 地の果てに蛇を揃え
 寝姿弛む稜線

三日月丸のあいうえお歌☆4290

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4290
★そこへゆらくときをぬり
 もやるちすおほえてねむれ
 あふないめせんみまわし
 つはさのようにかたひろけ

☆底へ揺らぐ時を塗り
 靄る地図覚えて眠れ
 危ない目線見回し
 翼のように肩広げ

三日月丸のあいうえお歌☆4289

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4289
★そよかせへみすいろひめて
 したれはなもやえにさく
 きゆうほらのあるまちを
 わおんつむねこふとりぬけ

☆微風へ水色秘めて
 枝垂れ花も八重に咲く
 キューポラのある街
 和音摘む猫太り抜け

三日月丸のあいうえお歌☆4288

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4288
★つきのふねを
 むかえゆくため
 せひれもち
 そろわぬほうい
 おんさへとまり
 こよみにてらす
 あやしけなはる

☆月の舟を
 迎え行く為
 背鰭持ち
 揃わぬ方位
 音叉へ止まり
 暦に照らす
 怪しげな春