三日月丸のあいうえお歌☆4666

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です

4666

★ゆるされぬほしちへわき

 かけなくすろめんにつらね

 はこをのそいたひとふえて

 やみよおもうあまりむせ

 

☆許されぬ星地へ湧き

 影無くす路面に連ね

 箱を覗いた人増えて

 闇夜思うあまり噎せ

 

三日月丸のあいうえお歌☆4665

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です

4665

★くんよみてつふやき

 なそのろしをさらえは

 こちすへぬいあわせ

 ねほけるひたまりに

 ゆめかとおもうむれ

 

☆訓読みで呟き

 謎の路地を浚えば

 古地図へ縫い合わせ

 寝惚ける日溜まりに

 夢かと思う群

 

三日月丸のあいうえお歌☆4664

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です

4664

★はてをむすふわさへゆられ

 ぬけおちるみろくのそこ

 しねんやえによせあつめ

 ひとたまりもなきほうかい

 

☆果てを結ぶ技へ揺られ

 抜け落ちる弥勒の底

 思念八重に寄せ集め

 ひとたまりも無き崩壊

 

三日月丸のあいうえお歌☆4663

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です

4663

★ねしゆるめなから

 あやまちおほえて

 ときのれんさより

 ぬけたすもくろみ

 いわをつむせへ

 ひそうにはこふ

 

☆螺子弛めながら

 過ち覚えて

 時の連鎖より

 抜け出す目論見

 岩を積む背へ

 悲壮に運ぶ

 

三日月丸のあいうえお歌☆4662

☆あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です

4662

★そはをかせぬけるところ

 まゆにねむりふたおもく

 ちえのみつんてよわさなめ

 あやういほしへひきすられ

 

☆傍を風抜ける処

 繭に眠り蓋重く

 知恵の実摘んで弱さ舐め

 危うい星へ引き摺られ

 

三日月丸のあいうえお歌☆4661

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です

4661 

★ちふにそえ

 あめぬしおりて

 くれなすむ

 かよわきこゆひへ

 もろさやとらせ

 まほうのたねを

 みつけるはんい

 

☆恥部に添え

 天主降りて

 暮れ泥む

 か弱き小指へ

 脆さ宿らせ

 魔法の種を

 見付ける範囲

三日月丸のあいうえお歌☆4660

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です

4660

★よきおとなそりさかのほる

 ろくしゆうねんたいまて

 わけめえらへはこやをもち

 ぬすむひみつせにあふれ

 

☆良き音なぞり遡る

 60年代まで

 分け目選べば小屋を持ち

 盗む秘密背に溢れ