三日月丸のあいうえお歌☆4461

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4461
★たそかれて
 やみにすいくち
 ひえこむあな
 ぬしのよまわり
 おともはきつね
 ゆめをふらせる
 ろほうへさんけ

☆黄昏れて
 闇に吸い口
 冷え込む穴
 主の夜回り
 お供は狐
 夢を降らせる
 路傍へ散華

三日月丸のあいうえお歌☆4460

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4460
★ゆひよせた
 われめけやふり
 ねこそきに
 みのほとしらぬ
 てんへつはする
 むちもうまいな
 おろかさをあえく

☆指寄せた
 割れ目蹴破り
 根刮ぎに
 身の程知らぬ
 天へ唾する
 無知蒙昧な
 愚かさを喘ぐ

三日月丸のあいうえお歌☆4459

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4459
★やみよにくろをふきつけ
 ぬはたまからすこえもなし
 ゆめておそわるちへいせん
 とりのさほうあひねむれ

☆闇夜に黒を吹き付け
 射玉烏声も無し
 夢で教わる地平線
 鳥の作法浴び眠れ

三日月丸のあいうえお歌☆4458

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4458
★いちまつのふあんおほえ
 はねをぬるたわことくり
 みしろきもせすさよなかめ
 ゆうやけそらにへひむれて

☆一抹の不安覚え
 羽根を塗る戯言繰り
 身動ぎもせず小夜眺め
 夕焼け空に蛇群れて

三日月丸のあいうえお歌☆4457

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4457
★こよみあむ
 いちへひろえは
 さんせつふれ
 まねとおほしき
 にわかぬりたて
 そらをなめする
 くものゆうやけ

☆暦編む
 位置へ拾えば
 三世潰れ
 真似と思しき
 俄塗りたて
 空を舐めずる
 雲の夕焼け

三日月丸のあいうえお歌☆4456

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4456
★ゆひてよめいをえりわけ
 きそうやむさこくにぬれ
 ねんふつほちへおろすとあ
 はみたしなからせまるもの

☆指で余命を選り分け
 奇想病む鎖国に濡れ
 念仏墓地へ降ろすドア
 食み出しながら迫る者

三日月丸のあいうえお歌☆4455

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4455
★ちへいせん
 かすれゆくなそ
 ほねにぬり
 うたよむはやさ
 えまをふみわけ
 おもしろきこと
 あつめるてのひら

☆地平線
 掠れゆく謎
 骨に塗り
 歌詠む早さ
 絵馬を踏み分け
 面白き事
 集める掌