あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4421
★まえうしろ
なそのことわさ
たちくらみ
てにひせきふん
もはやすりぬけ
るつほをゆかめ
あおいよへねむれ
☆前後ろ
謎の諺
立ち眩み
手に微積分
最早擦り抜け
坩堝を歪め
青い夜へ眠れ
あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4419
★ねこもよさむほしそらせ
やみをかたるゆうえんち
てろはあとのまつりにおき
ぬけめなくひれふすへいわ
☆猫も夜寒星反らせ
闇を語る遊園地
テロは後の祭りに起き
抜け目無く平伏す平和
あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4418
★あてともなきむれ
おわらぬみすへ
ほちをかさねた
はめつのふしよく
りゆうせんけいに
そろえるやまひこ
☆当所も無き群
終わらぬ水へ
墓地を重ねた
破滅の腐食
流線型に
揃える山彦
あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4417
★しなやかてけたるいあさへ
よひこめはまとろみをふき
くにゆれおえぬちんほつ
ねむりもせすうわのそら
☆嫋かで気怠い朝へ
呼び込めば微睡みを吹き
国揺れ終えぬ沈没
眠りもせず上の空
あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4416
★むやわらか
せおえぬみそき
しゆうまつへ
こんなひとたち
あふれるくには
ほねのもろさて
よめいをけすり
☆無軟らか
背負えぬ禊
終末へ
こんな人達
溢れる国は
骨の脆さで
余命を削り