三日月丸のあいうえお歌☆4364

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4364
★みたされぬちへいに
 あえてほおはるそらも
 つむしかせのねまわり
 ゆめやうすをなけき
 よひこふくろんと

☆満たされぬ地平に
 敢えて頬張る空も
 旋風の根回り
 夢や渦を嘆き
 呼子吹くロンド

三日月丸のあいうえお歌☆4363

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4363
★やみぬけおえ
 ちをよせもりへ
 むなさわき
 ひあのれつすん
 そほふるねいろ
 うこめくはてに
 たまゆらとかし

☆闇抜け終え
 地を寄せ森へ
 胸騒ぎ
 ピアノレッスン
 そぼ降る音色
 蠢く果てに
 玉響と化し

三日月丸のあいうえお歌☆4362

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4362
★ほねさいなむまちへ
 ふゆもやるおたけひを
 そろえてはりあわせ
 みすにぬれきらめく
 こうしんのよつかと

☆骨苛む街へ
 冬靄る雄叫びを
 揃えて貼り合わせ
 水に濡れ燦く
 庚申の四つ角

三日月丸のあいうえお歌☆4361

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4361
★なそつたえちようとわけ
 もかくせいねんをあきらめ
 みすにぬれてふさむしり
 おやゆひへのこるまほろ

☆謎伝え蝶と分け
 藻掻く青年を諦め
 水に濡れて房毟り
 親指へ残るまほろ

三日月丸のあいうえお歌☆4360

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4360
★ゆひてへいわをつふされ
 ねりこむえきすたちくらみ
 せにまろやかなほそもし
 よめはあうんのおとぬける

☆指で平和を潰され
 練り込むエキス立ち眩み
 背に円やかな細文字
 読めば阿吽の音抜ける

三日月丸のあいうえお歌☆4359

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4359
★なまるやすり
 そろわぬめんへ
 たねのはえ
 おにもあゆみて
 つむしかせよひ
 ことほきをうけ
 ちいさくふられ

☆鈍る鑢
 揃わぬ面へ
 種子の生え
 鬼も歩みて
 旋風呼び
 言祝ぎを受け
 小さく振られ

三日月丸のあいうえお歌☆4358

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4358
★しりすきたいぬよひ
 うねるへんけかふせ
 さそわれてまほろ
 あゆみをおえなやむ
 にらめつこのくちもと

☆知り過ぎた犬呼び
 うねる変化被せ
 誘われてまほろ
 歩みを終え悩む
 睨めっこの口元