三日月丸のあいうえお歌☆4335

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4335
★なそめくほこらもりゆたね
 てんとうむしのかえるわ
 みすまけはさつきへあふれ
 ちよにやせぬいろをおひ
 
☆謎めく祠森委ね
 天道虫の帰る環
 水撒けば五月へ溢れ
 千代に痩せぬ色を帯び

三日月丸のあいうえお歌☆4334

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4334
★つちのとねへほしなおさせ
 ひゆふくれあかるやそうも
 はらえんてよむめいろを
 みきこまわりにぬけたす
 
☆己子へ星直させ
 比喩膨れ上がる夜想
 薔薇園で読む迷路を
 右小回りに抜け出す

三日月丸のあいうえお歌☆4333

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4333
★あいもなく
 へひとぬけから
 ふまんやゆ
 こよみをそれて
 うろたえるきせつ
 ほちにねさすむ
 おわりのはしめ
 
☆愛も無く
 蛇と抜け殻
 不満揶揄
 暦を逸れて
 狼狽える季節
 墓地に根差す無
 終わりの始め

三日月丸のあいうえお歌☆4332

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4332
★ことほくてんちもやらせ
 にけみすへよりしろおさめ
 あふないはるをうむたねの
 つきひかそえわれぬまゆ
 
☆言祝ぐ天地靄らせ
 逃げ水へ依代納め
 危ない春を生む種の
 月日数え割れぬ繭

三日月丸のあいうえお歌☆4331

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4331
★ほしやわらいてこんゆるめ
 かせものそくみすたまり
 ひろえぬあおをむねになけ
 さつきはれへとふちよう
 
☆星和らいで紺緩め
 風も覗く水溜り
 拾えぬ青を胸に投げ
 五月晴れへ飛ぶ蝶

三日月丸のあいうえお歌☆4330

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4330
★つちへもくる
 ゆめやねはんを
 こほすのと
 せおえぬよそら
 あふないうしろ
 みきむけひたり
 さかてにまわれ
 
☆土へ潜る
 夢や涅槃を
 零す喉
 背負えぬ夜空
 危ない後ろ
 右向け左
 逆手に回れ

三日月丸のあいうえお歌☆4329

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4329
★こんやのゆめ
 ちへひねらせ
 ほろふまえにも
 あさなわれぬお
 よりそうとは
 たみをむしする
 かくきけつてい
 
☆今夜の夢
 地へ捻らせ
 滅ぶ前にも
 糾われぬ緒
 寄り添うとは
 民を無視する
 閣議決定