三日月丸のあいうえお歌☆4244

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4244
★ほころふとりうせぬゆえ
 むなさわきのたそかれに
 おもいくちをねてひらけは
 やみよあつまるしめすへん
 
☆綻ぶ鳥失せぬ故
 胸騒ぎの黄昏に
 重い口を寝て開けば
 闇夜集まる示偏

三日月丸のあいうえお歌☆4243

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4243
★まふゆへくひかせ
 とたえるよそらの
 なけきもぬすみ
 おわりをはやめ
 ちあんいしほうに
 ねむつてころされ
 
☆真冬へ頸枷
 跡絶える夜空の
 嘆きも盗み
 終わりを早め
 治安維持法
 眠って殺され

三日月丸のあいうえお歌☆4242

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4242
★ふゆをよひ
 てくのあやつる
 こかねむし
 ませられたえんさ
 みそおちへぬけ
 ほりうめもとす
 いろはなきにわ
 
☆冬を呼び
 木偶の操る
 黄金虫
 混ぜられた怨嗟
 鳩尾へ抜け
 掘り埋め戻す
 いろは無き庭

三日月丸のあいうえお歌☆4241

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4241
★りけんたしてこえふさく
 むねにちかいをまわれみき
 およそゆるせぬやつらは
 ほろひのあなへうめもとす

☆利権足して声塞ぐ
 胸に誓いを回れ右
 凡そ許せぬ奴等は
 滅びの穴へ埋め戻す

三日月丸のあいうえお歌☆4240

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4240
★みやひのねはよにすけて
 へんいおもくちをぬめり
 たまゆらあわせほとかれる
 むなしきこそうろつふさえ

☆雅の音は夜に透けて
 変異重く地を滑り
 玉響合わせ解かれる
 虚しき五臓六腑さえ

三日月丸のあいうえお歌☆4239

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4239
★ちはたえすむ
 おんさのねより
 ゆめへそれ
 やふからほうに
 ころせぬひとを
 みまもるあわて
 つなくけいしき

☆血は絶えず無
 音叉の音より
 夢へ逸れ
 藪から棒に
 殺せぬ人を
 見守る泡で
 繋ぐ形式

三日月丸のあいうえお歌☆4238

あいうえお歌とは50音46文字を一つずつ全て使い切って作る不思議な言霊の歌、現代版いろは歌です
4238
★おやゆひてつふすえんを
 はりあわせるうみとねむけ
 くものそこへなかれほし
 さたまらぬいちによろめき

☆親指で潰す円を
 貼り合わせる海と眠気
 雲の底へ流れ星
 定まらぬ位置に蹌踉めき